イメージ写真

あれは大変だったんですよ。撮影したキューバってね、

社会主義国じゃないですか。だから、映画公社っていうのがあるんですよ。僕たちが映画撮影する場合の窓口が、政府の機関なわけ、それで、結局お役人なんですよね。役人ていうと変な言い方だけどね。  あの日本から行った主人公の女の子が、異国で、違文化の中で、いろんなギャップを感じながら、人間てどういう生き方をすればいいのか、だとか、夢を抱いて生きることがいかに大切なのか、とかを演じてるんだけどね。若い女性たち、男でもいいんですけど、夢も無くなっちゃったような人たちが見て、ああ、自分ももう一度、小さい頃から抱いていたような夢だとか、こういうことやってみたいだとか、そういったことを思い起こさせるような映画にしようと思って…。それで当初のシナリオでは、あの主人公は、キューバでいろんな仕打ちに遭うはずだったんだけど(笑)、シナリオをね、スペイン語に直して持ってたら、これダメ、これダメ、これダメ、って、まあ、その場で赤ペン入ってくわけですよ。日本語のシナリオをね、それはものすごく信頼のおける人と一緒に、スペイン語の台本にしたんですよ。僕も、若干スペイン語を勉強して、向こうの実情なんかも調べて持ってったシナリオなんだけど、これはキューバのイメージが崩れる、とかそういう事になっちゃって、これダメ、あれダメ、それダメ、って。現地で急遽、書き替えましたよ。当初、予算もあんまり無かったんで、一週間ぐらいで手直しをやったわけですよ。台本を書き直すっていう作業を。それと同時にロケハン。台本変わったから、ロケハンもし直しながら、あとは、出演者のオーディション。日本人の役者さんは、3人ぐらいしかいないわけで、あとは全部キューバですから。台本書き直しから、ロケハン、オーディションまで、一週間でそれをやって、その後の13日間で、撮影したんですよね。でもね、僕ね、出来ると思ったんですよね、
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